●豚に真珠を売り込まない
今回は、「ターゲティングの失敗」について、解説します。
ターゲティングを間違えると、
文章がどんなに上手くても、商品は売れません。
日本人に対して、中国語で商品を売るようなものだからです。
高い成約率を出すための基本となりますので、
講義の内容を、確実に身につけましょう。
※コピーライティングの基礎講義の記事一覧はこちら↓
「コピーライティングの初心者向け基礎講座の一覧まとめ」
●ターゲティングの失敗とは?
ターゲティングの失敗とは、
「誰に向かってセールスするのか」の部分を
間違えてしまうことです。
失敗は2パターンあります。
「ターゲット自体を間違える」と、
「ターゲットに伝わる書き方ができていない」の2つです。
例えば、
・例:すでに億万長者の人に、年収1千万円を目指す教材を紹介した
・例:女子大生向けに服を売るのに、堅苦しい文章にした
という感じですね。
これらは、見込み客の「言葉」や「悩み」、
「欲求」を理解していないと、こういう失敗が起きます。
では、どうすればいいのかを解説していきます。
●ターゲティングの失敗の対処法は?
以下の方法で、売れるように
改善していく必要があります。
・1.リサーチしなおす
・2.OATHフォーミュラを見直す
・3.セールス文の基本型で書く
・4.ターゲットに刺さる言葉を使う
これで、成約率がアップします。
順番に解説していきますね。
●1.リサーチしなおす
リサーチが不足していると、ターゲティングは失敗しがちです。
・市場
・競合
・需要
・自分自身
上記のポイントを改めて調べなおしましょう。
何事も調査不足だと、失敗するものです。
これについては、『ターゲティングとは?』の
別途講義で解説しましたので、ご覧ください。
●2.OATHフォーミュラを見直す
OATHフォーミュラも重要です。
つまり、自分のメッセージが
「『買うか迷っている人』に向けられているるか?」
と見直すのです。
興味ない人に向けて、メッセージを書く必要はありません。
例えば、
「今はヤセている方へ。
将来太った時のためにダイエットの教材を買いませんか?」
などと書くのはムダです。
「太っている方へ。
ヤセてモテモテになれる教材を買いませんか?」
と書いた方が話が早いのです。
このOATHフォーミュラについては、
『OATHフォーミュラ』の別途講義で解説したので、
見ていなければ、そちらもご覧ください。
●3.セールス文の基本型で書く
「成約が取れる」と
証明されている型に沿って書くのが、大事です。
初心者が自己流でやると失敗します。
初心者はQUESTフォーミュラなどに当てはめて、
メッセージを書いてみましょう。
詳しくは
『QUESTフォーミュラ』
『AIDMAの法則』
『PASONAの法則』
などの別途講義をご覧ください。
●4.ターゲットに刺さる言葉を使う
見込み客に伝わる言葉を選ぶのも大切です。
以下のような工夫で、
ターゲットに分かってもらえるメッセージを書きましょう。
・小学生でも分かる言葉になおす
(例:CTR上昇→たくさんクリックされる)
・イメージできる表現になおす
(例:200mgのビタミンC→レモン10個分のビタミンC)
・似たようなことを繰り返し言う
(例:収入増加→収入増加。儲かる。稼げる。利益になる…)
・要点をまとめる
(例:~以上です。→ポイントをまとめると…)
●ターゲティングが成功したら?
ターゲティングが成功したら、
欲しい人に売り込めるようになるので、
文章が下手でも、一定数は売れるようになります。
また、誰に書いているのか定まるので、
素早く短時間で、広告文を書けるようになるのです。
※コピーライティングの基礎講義の記事一覧はこちら↓
「コピーライティングの初心者向け基礎講座の一覧まとめ」
●まとめ
では、今回のまとめです。
・書いた広告文をチェックする時は、まず「ターゲティングの失敗がないか?」を見る
・「1.リサーチしたか?」「2.OATHは考えたか?」「3.基本の型で書いてみたか?」
・次に、「4.刺さる言葉か」をチェックしていく
・ターゲティングができれば、確実に一定の
成約は入るので、丁寧にチェックする
●今回の課題
「 ターゲティングの失敗をした時に
するべき4つの項目は、なんだったでしょうか?」
整理してみましょう。
では、今回の講義は以上です。
応援してます。