●理由がないと買わないとは?
今回の講義では、
「理由の書き方は?」について解説します。
セールスのメッセージに、
「理由」を書いていくのは重要です。
成約に直結するポイントなので、ぜひご覧ください。
※コピーライティングの基礎講義の記事一覧はこちら↓
「コピーライティングの初心者向け基礎講座の一覧まとめ」
●理由がない、とは?
「コピーに理由がない」とは、文字通り、
商品・サービスの説明に、
「理由」が書かれていないことです。
そのせいで、
お客様の心に疑問が残ってしまうのです。
すると、
「興味があるが、よく分からないから、する買わない」
「疑問が消えないので、行動して頂けない」
となります。
●「理由がない」時の対処法は?
では、「理由がない」広告文を書いてしまったら、
どうしたらいいでしょうか?
答えは簡単で、主張をしている文章に、
「その理由」を書けばいいのです。
特に、コピーライティングの
「5つのReason why」を意識していきましょう。
●5つのReason whyとは?
「5つのReason why」とは、
5つの「なぜ」に対する、5つの理由のことです。
・1.Why you(なぜ、あなたなのか?)
・2.Why me (なぜ、私なのか?)
・3.Why this(なぜ、これなのか?)
・4.Why now(なぜ、今なのか?)
・5.Why this price(なぜ、この値段なのか?)
この5つを書いていくと、成約率が上がります。
順番に、解説していきますね。
●1.Why you(なぜ、あなたなのか?)
お客様は、
「なぜ、あなたから買うべきなのか?」
「似たような人が、他にいるかも知れない」
と思うものです。
ですから、自分の専門性や、
理念を説明する必要があります。
例えば、
・例:「私は資格を持つ専門家です」
・例:「過去の自分のような人を助けたいんです」
といったことを書きましょう。
●2.Why me (なぜ、私なのか?)
お客様は、
「なぜ、私が買わないといけないの?」
「別に買わなくても死なないし・・・」
と思うものです。
ですから、お客様には商品・サービスが
必要だと説明しましょう。
例えば、
・例:「体脂肪率が高い方は、成人病になります」
・例:「肥満だと、結婚が難しいのです」
のように書きます。
●3.Why this(なぜ、これなのか?)
お客様は、
「なぜ、この商品がおすすめなの?」
「他社の商品の方がいいかも知れない」
と思うものです。
ここは、以前別途講義で解説した
FABフォーミュラやGDTフォーミュラを使って、
商品・サービスの良さを書いていきましょう。
・例:「国産唐辛子で作ったドリンクです」
・例:「他社の3倍の脂肪燃焼力です」
のように書くのです。
●4.Why now(なぜ、今なのか?)
お客様は、「なぜ、今すぐ買う必要があるの?」や
「今度にしようかな」と思うものです。
ですから、緊急性や限定性を説明する必要があります。
例えば、
・例:「販売は今日で終了です」
などと書くのが有効です。
●5.Why this price(なぜ、この値段?)
お客様は、
「なぜ、1万円なんですか?」
「なぜ、無料なんですか?」
と思うものです。
ですから、
値段の根拠を説明する必要があります。
例えば、
・例:「飲み会2回分の値段に設定しました」
・例:「宣伝のための無料配布です」
と書きましょう。
●5つのReason whyが書けると
・1.Why you(なぜ、あなたなのか?)
・2.Why me (なぜ、私なのか?)
・3.Why this(なぜ、これなのか?)
・4.Why now(なぜ、今なのか?)
・5.Why this price(なぜ、この値段なのか?)
これらが書かれていると、
商品・サービスを選ばない理由がなくなります。
「なるほど、納得。行動しよう」と、
思って頂けるようになるのです。
確実に成約率がアップするので、
「5つのReason why」は書くようにしましょう。
●ちなみに
ちなみに、
細かい1文1文にも、なるべく理由を書きましょう。
疑問点が残っていると、
お客様の気持ちが、「なるほど納得」になりません。
簡単な言葉で、わかりやすく説明していき、
納得頂くのが重要です。
※コピーライティングの基礎講義の記事一覧はこちら↓
「コピーライティングの初心者向け基礎講座の一覧まとめ」
●まとめ
では、今回のまとめです。
・書いた広告文をチェックする時は、「理由があるか?」も見る
・疑問が残ると「なるほど、納得。行動」にならないから
・「5つのReason Why」を目安に理由を書く
・なぜ「あなた」が「わたし」に「これ」を「今」この「値段」でオススメするのか?
・「なぜ」があるか否かで成約率は
大きく変わる。
●今回の課題
「『5つのReason why』は、それぞれ何だったでしょうか?」
考えててみましょう。
では、今回の講義は以上です。
応援してます。