きなこの原則とは?世界初公開のコピーライティング基礎原則

●世界初公開のコピーライティング原則

さて今回は、「きなこの原則」について解説していきます。

「きなこの原則」を理解できれば、
古今東西の様々なコピーライティングを
的確に習得できるようになります。

「コピーライティングっていろいろあって難しいなあ」

なんて感じはじめている初心者は、
ぜひ最後まで講義を聞いてみて下さい。

※コピーライティングの基礎講義の記事一覧はこちら↓
コピーライティングの初心者向け基礎講座の一覧まとめ

●きなこの原則って変な名前…?

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さて、『きなこの原則』と聞いて、
「変な名前だなあ」と、思ったかも知れません。

それもそのはずです。

実は、「きなこの原則」は、僕が作った言葉です(笑)。

ただ、決して僕が思いつきで
デタラメを言いはじめたわけではありません。

全世界の有名コピーライターが使っている原則を、
覚えやすい「きなこ」という言葉を使って、
まとめてみたものなのです。

●きなこの原則はどんな時に使う?

では「きなこの原則」とは何なのか?

読み手の3つの心の壁を越えるための
3つの要素の原則です。

別の講義で、お客様の4つの心の壁については、
お話しましたよね。

・1.「開かない」
・2.「読まない」
・3.「信じない」
・4.「行動しない」

(この講義を見ていない方は、先にそちらをご覧ください。)

つまり、一生懸命に広告のメッセージを書いても、読み手は、

・まず「開封してくれない」
・開封しても「読んでくれない」

・読んでも内容を「信じて」くれない
・信じても「行動(買い物)」をしてくれない

というものでした。

このうち、「読まない」「信じない」「行動しない」
という3つの壁が、「き・な・こ」という頭文字の
3つの要素で攻略できるのです。

●「き・な・こ」とは?

ということで、
「きなこの原則」はシンプルです。

次の3つの順番で、メッセージを書いていけば、
読み手の3つの心の壁を越えられる、というものです。

・き・・・「興味」を惹く
・な・・・「なるほど、納得」と思わせる
・こ・・・「行動」したいと思わせる

順番に、解説していきますね。

●き・・・「興味」をひく

「き」はきょうみの「き」です。

読み手の「読まない」の壁を攻略するには、
興味を惹く必要があります。

・お得な話
・損する話
・悩みを解決する話
・非常識な話…

色々なパターンがありますが、
「興味」を惹く話をするのが原則です。

●な・・・「なるほど、なっとく」と思わせる

「な」は、なるほど・なっとくの「な」です。

興味を惹いただけでは、
読み手の「信じない」の壁が攻略できません。

ですから、読み手に
「納得」して頂けるようなメッセージを書きます。

・証拠を見せる
・メリット・デメリットを見せる
・ストーリー風にする・・・

など色々なパターンがありますが、
「なるほど、なっとく」と思って頂くのが重要です。

●こ・・・「行動」させる

「こ」はこうどうの「こ」です。

もし読み手に納得してもらえても
「行動しない」という壁が残っています。

ですから、

・締め切りを作る
・メリットをたくさん書く
・個数を限定する
・買い方を丁寧に解説する

などなどの工夫で、「今、行動しましょう」と
呼びかけていく必要があるのです。

●きなこの原則で頭の中を整理する

・き・・・「興味」を惹く
・な・・・「なるほど、納得」と思わせる
・こ・・・「行動」したいと思わせる

この順番にメッセージを書くのが「きなこの原則」の全体像です。

「ちょっと抽象的だな」と感じたかも知れません。

たしかに、「きなこの原則」は、基本原則なので、抽象的です。

ですが、だからこぞ覚えておくと便利です。

例えば、あなたが
「広告文に『警告!』と書くと成約率が上がる」
というテクニックを、聞いたとしましょう。

すると、

「なるほど、『警告!』と書くのはいいテクニックなんだな。
でも、どういう時に『警告!』と書けばいいのだろう?」

「なんでもかんでも『警告!』と書くと変だよな……?」

こんなふうに、悩んでしまますよね。

そんな時に「きなこの原則」を思い出してみて下さい。

「『警告!』は、『きなこの原則』で言えば、『き』の部分だな」

「興味を惹くためのメッセージだから、
他の言葉で興味を惹けるなら、
無理に『警告!』と使わなくてもいいな」

と、冷静に判断できます。

このように、「きなこの原則」当てはめて頭を整理すると、
正しくにテクニックを使いこなせるのです。

●「きなこの原則」を覚えると

「きなこの原則」が理解できると
ライティングテクニックの土台が身につきます。

情報発信をするなら、ぜひ覚えておいて下さい。

また、「きなこの原則」よりも具体的で、
より実践的な「書き方」の話は、今後の別途講義で解説しいきます。

「もっと具体的に知りたい」
と思った方は、次回以降の講義を、ご覧下さい。

※コピーライティングの基礎講義の記事一覧はこちら↓
コピーライティングの初心者向け基礎講座の一覧まとめ

●まとめ

#

・コピーライティングには様々なテクニックがある

・しかし、根本は「きなこの原則」

・き・・・興味をもってもらう
・な・・・納得してもらう
・こ・・・行動してもらう

・他のテクニックは「きなこ」の手段
・わからなくなったら「きなこ」を思い出す

●今回の課題

#

「きなこの原則のき、な、こ、はそれぞれ何だったでしょうか?」

整理してみましょう。

では、今回の講義は以上です。

応援してます。