●無名でもブランディング?
今回の講義では、
セルフブランディングについて解説します。
・「セルフブランディングって何ですか?」
・「セルフブランディングってしないといけませんか?」
・「有名人になるのって難しそう・・・」
といった方はぜひご覧ください。
●「セルフブランディング」の誤用?
「ブランディング」という言葉は、
よく誤用されています。
例えば、
・例「あの企業はめっちゃブランディングあるよね」
・例「テレビのセルフブランディングがヤバイ人」
こういう使い方は、間違いなので、
正しく理解して、ビジネスに有効活用しましょう
●「ブランディング」とは?
さて、ブランディングとは、
価値イメージを他者に持たせるという意味です。
そして、「セルフブランディング」とは、
「個人が個人に感じる、心の中の価値」を意味します。
つまり、世間的に有名人かどうかは関係ありません。
●なぜ必要?
ではなぜ、情報発信に
セルフブランディングが必須なのでしょうか?
それは、ビジネスは、
価格以上の価値を感じて頂くことが、必須条件だからです。
「信頼できる」
「この人なら大丈夫」
という部分に価値を作る戦略なのです。
現代は情報が多すぎる世の中なので、
「大量の情報」には、全然価値がありません。
信用にこそ、価値がある時代です。
●現実に、求められている
現在、ブランディングのある指導者は、
人々に求められています。
・「かわりに決めて欲しい」
・「何をすべきか教えて欲しい」
・「一緒に考えて欲しい」
世間に、このような意識の人が多いのは、
お分かりになると思います。
これが、ビジネス戦略になるのです。
●セルフブランディングの方法は? 機能的価値
では、セルフ・ブランディングのために、
何をするべきでしょうか?
よくある誤解として、以下のようなものがあります。
・「オモシロキャラになればいいの?」
・「歌って踊って騒いで炎上すればいいの?」
これらは、間違いです。
まず、必要なのは、
「機能的価値」と呼ばれるものです。
機能的価値とは、以下のようなものです。
・実力があり、役に立つ
・実績があり、パフォーマンスが高い
・実益になるサービス
実際に力があり、それが目に見えるということです。
事例で言えば、
「30分以内にお届けするピザ」
「1000人のクライアントを成功に導いた」
「5分で相談者のダイエットの悩みを解決できる」
といったものが、機能的価値です。
●セルフブランディングの方法その2 感情的価値
また、セルフ・ブランディングには、
こうした誤解もあります。
・「ビジュアルをカッコよくしなければいけない」
・「美しいシンボルマークを作らなければいけない」
これらは、完全な間違いではないのですが、
そんなビジュアル面よりも、大切な要素があります。
それが、「感情的価値」を高めることです。
感情的価値を高めるとは、ようするに
「感情的に好きになって頂く」
というような意味です。
そのためにするべき方法は、
・事例:メールの返信を早くする
・事例:挨拶が丁寧にする
・事例:何度もやりとりして、安心した頂く
といったことです。
「普通のことじゃないですか!」
と感じるかも知れませんが、
ビジネスとして当たり前のことを、
当たり前にやるのが重要なのです。
特に、インターネットの情報発信ビジネスでは、
なぜかマナーを守らない方も多いので、
「当たり前さ」がセルフブランディングになります。
最初に、機能的価値を作り、次に、感情を高めていく。
これがセルフ・ブランディングを作る方法です。
カッコイイ画像などは、なくてもいいのです。
●セルフブランディングが高まると・・・
セルフ・ブランディングが高めると、
商品が爆発的に売れ、感動されるようになります。
価値が高まるからです。
また、お客様の心の中での1番になるので、
ライバルが関係なくなります。
すると、時代の変化に強くなりますし、仲間も増えていきます。
セルフ・ブランディングは、確実にしていきましょう。
●まとめ
・セルフブランディングとは「個人が持つ心の中の価値」
・価値があるからビジネスになる
・信頼と安心の価値が、求められている
・まず、「機能」ありきで、「感情」を増幅させていく
・セルフブランディングは、利益の最大化、
ライバルの無効化、安定と人脈に役立つ
・実力が問われるので腕を磨くこと
●今回の課題
「オモシロキャラになればブランディング」
だと思っていた過去の自分に
手紙を書いてみましょう。
では、今回の講義は以上です。
応援してます。