転売って何だ?
今回は、「転売とは?」についての講義です。
「『転売が簡単だ』と思う初心者へ 種類は?違法? 」
2013年~2014年は、副業としての転売が流行しました。
だからこそ、転売情報が氾濫しており、
・「転売って何ですか?」
・「転売って違法?」
・「転売にはどのような種類があるんですか?」
・「転売は、簡単にお小遣いを稼げるんですか?」
と思っている人も、多いでしょう。
そこで今回は、「転売とは?」について解説します。
ぜひ、ご視聴下さい。
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そもそも、転売とは?
転売とは
「買ったモノを別の場所で高く売って、差額を稼ぐこと」
です。
別名で「せどり」とも呼びますね。
この転売(せどり)には、
びっくりするくらい多くの分類があります。
・1.国
・2.買う場所
・3.売る場所
・4.売るモノ
・5.モノの状態
・6.手法・テクニック
という6つの分類があり、
それぞれを組み合わせて稼ぎます。
これらの分類を、ざっと羅列していきますね。
「1.国」の分類
「1.国」の分類は、以下の通りです。
・日本
・アメリカ
・中国
・ヨーロッパ
・アジア
インターネットは世界中と繋がっているので、
何も、日本国内の商品を扱う必要はないのです。
「2.買う場所」の分類
「2.買う場所」の分類は、以下の通りです。
・店舗(小売店、中古品店…などなど)
・ネット上(中小通販ショップ、eBay、タオバオ、ヤフオク、楽天、Amazon、BUYMA……)
・卸売業者
ネットで買ってネットで売ることもできますし、
実店舗で買うこともできるわけです。
「3.売る場所」の分類
「3.売る場所」の分類は、以下の通りです。
・Amazon(FBAが便利!)
・海外Amazon
・ヤフオク
・その他のオークションサイト
・eBay
・BUYMA
・独自通販サイト
最近は、Amazonの従業員が梱包してくれる
「FBA(フルフィルメント by Amazon)」
というサービスが人気ですので、
Amazon利用者が多いですね。
「4.売るモノ」の分類
「4.売るモノ」の分類は、以下の通りです。
・本、家電、おもちゃ、ゲーム、…
・衣類、雑貨、日用品
・骨董品
・アカウント
・独自ドメイン
・中古自動車などなど…
おもちゃや本の売買は、一般的ですが、
「権利」のような無形のモノや、
自動車やオートバイまで、転売されます。
「5.モノの状態」の分類
「5.モノの状態」の分類は、以下の通りです。
・新品
・中古
・破損品
新品や中古はもちろん、
破損品を買って、修理して売ったり、
ジャンク品としてそのまま売ったりします。
「6.手法・テクニック」の分類
「6.手法・テクニック」の分類は、以下の通りです。
・ツール
・寝かせ
・刈り取り
・誤表記狙い
・トレンド
・代行
・ばらし、合わせ
買うタイミングや、売るタイミングをずらしたり、
ライバルの商品を自ら買ってみたり、
テクニックはたくさんあります。
転売は意外と人の役に立つ?
さて、一般に、転売には、
「悪いこと」のようなイメージがありますが、合法です。
もちろん、
古物や危険物の取り扱いには、
資格が必要ですが、
それ以外の商品は、好きに転売できます。
モノの売買は、自由ですからね。
しかも、転売は
案外、人の役に立つ側面もあります。
なぜなら転売は、
「売れ残っている『お宝商品』を発掘して、
流通ルートに乗せて販売し、手数料を稼ぐ」わけです。
したがって、「お宝発掘係」として、
埋もれていた製品を、世に出していく仕事でもあります。
具体例を挙げましょう。
僕の輸入転売の経験談
僕は、ドイツから調理器具を買って
日本で販売する「輸入転売」を実践した経験があります。
この際扱った調理器具は、ドイツ限定品でした。
僕以外の日本人は、
誰も取り扱っていませんでした。
ですから、僕が転売しなければ、
誰も買えなかったかも知れません。
つまり、個人輸入の方法を知らない日本人の役に
立っていたと言えますね。
こうして、「転売」と言えども、
人の役に立つ側面が、あるのです。
だからこそ、想像以上に頭を使います。
ぼーっとしていたら、
人の役に立つことはできません。
「ツールがあれば簡単!」
なんていうのは、
転売教材の「キャッチコピー」です。
転売は「簡単」で「元手不要」……?
ツールを使いこなすためには、
結局、かなり頭を使います。
「簡単」だと思っていた人は、挫折していきます。
同様に、
「元手がいらない手法」
「在庫がいらない手法」
というノウハウも、万能ではなく、
必ず弱点があるのです。
弱点を自分の力で補わなければ、
収入には、なりません。
厳しいことを言ったのは、
最近、転売を甘く見ている初心者が増えているからです。
「おれも簡単に稼げそう」
と言って、テキトーに挑戦し、消えていっています。
当たり前ですが、物販ビジネスは、
雑にやると、赤字で終わるのです。
ということで、今回の講義では、
「転売の分類」や、
「キャッチコピーの真実」についてお話しました。
「楽して簡単に稼げる」と思っていた人は、
動画講義を繰り返し見て、考えを改めて下さい。
ちなみに、
現在、僕は転売をオススメしていませんが、稼げたのは事実です。
やるのでしたら、多少の赤字は「勉強代」だと思って、
根気よく1つの手法を続けてみて下さい。
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まとめ
では、今回の講義のまとめです。
・転売とはモノを高値売りして差額を稼ぐこと
・「国」、「買う場所」「売る場所」「売るモノ」
「モノの状態」「手法・テクニック」によって様々な分類がある
・あくまで頭脳労働
・言葉のマジックに流されないこと
・稼いでいる人は実在する
ですね。
今回の課題
最後に、今回の課題は、
「『転売は簡単に稼げる』と思っていた過去の自分に、
手紙を書いてみましょう」
です。
課題の内容を僕にメールして頂ければ、
返信いたします。
新しく聞いた内容を、身に付けるためにも、
アウトプットしてみて下さいね。
ということで、
「転売とは?」についての講義でした。
お読み頂き、ありがとうございました。
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